Roadie のコンパイル済みバイナリは、GitHub の リリースページ から取得できます。 アーカイブを解凍して得られた実行ファイルをパスの通ったところへ置いてください。 一時的に試してみる場合は、ソースコードのあるディレクトリに置くだけでも良いです。
Homebrew または Linuxbrew を お使いの場合は、下記のコマンドでもインストールできます。
$ brew tap jkawamoto/roadie
$ brew install roadie
Roadie は、現在のところ次のプラットフォームをサポートしています。
次のコマンドを実行することで、どちらのクラウドプラットフォームを利用するのかを指定し、必要な情報を登録します。
$ roadie init
Google Cloud Platform では、プロジェクトという単位でリソースを管理しています。 どのプロジェクトを利用してプログラムを実行するのか Roadie に設定する必要があります。
利用可能なプロジェクト ID はクラウドコンソールから調べることができます。 なお、プロジェクト名 ではなく プロジェクト ID を使うことに注意してください。
roadie init
を実行し、クラウドプラットフォームとして Google Cloud Platform (gcp) を選択すると、
プロジェクト ID を尋ねられるので入力してください。
プロジェクト ID を入力すると認証プロセスが始まります。 Roadie を実行している端末にて Web ブラウザで表示された URL を開いてください。 Google へログインし、Roadie へのアクセス許可を与えてください。
認証に成功すると設定ファイル roadie.yml
が作成されます。
その他の設定については設定について のページをご覧ください。
Microsoft Azure では、ユーザアカウントは一つの Active Directory に所属しています。 また、一つの Active Directory には複数のサブスクリプションつまり課金体系が登録されます。 したがって、初期設定では Roadie を利用するユーザの Active Directory の ID (テナント ID) と サブスクリプション ID の二つの情報が必要になります。
テナント ID の取得には、まずポータルサイトから Azure Active Directory を選びます。
表示される Active Direcotry に関する情報の中からプロパティを選ぶと、 ディレクトリ ID という名称でテナント ID が表示されています。
サブスクリプション ID の取得は、同じくポータルサイトから課金を選びます。
表示される課金情報の中にサブスクリプション ID の一覧があります。
roadie init
を実行し、クラウドプラットフォームとして Microsoft Azure (azure) を選択すると、
テナント ID とサブスクリプション ID を尋ねられるので入力してください。
また、Roadie ではリソースを管理するためにプロジェクト ID という識別子を使用しますので入力して下さい。 プロジェクト ID は小文字英数字で全世界でユニークである必要がありますが、 この条件を満たす限り任意の文字列で構いません。
入力し終わると認証プロセスが始まります。 Web ブラウザで表示された URL を開き同じく表示されたコードを入力してください。 Microsoft へログインし、Roadie へのアクセス許可を与えてください。
認証に成功すると設定ファイル roadie.yml
が作成されます。
その他の設定については設定について のページをご覧ください。